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「競技スポーツの理論と実践(Theorie und Praxis des Leistungssports=TPL)」誌=目録<![]() 私たちは1990年以降、とくにライプチヒ体育大学(DHfK)や体育スポーツ研究所(FKS)を中心として、旧東独トレーニング科学の研究成果を調査分析作業を細々ながら、地道に続けてきました。 そうして、今ようやくその具体的成果の全貌を明らかにする端緒に辿りついたようです。しかし、それは文献資料の収集とその裏付け作業が終了したということではなく、一定の目途が遠くに見えてきたという程度です。そうした資料の中でも、とりわけ基礎資料については、その多くが、当時は機密情報として管理されていました。関係者用資料(VD:vertrauliche Dienstsache)、 管理必須資料(VVS:vertrauliche Verschlusssache)などの分類項目をもうけ、研究成果や論文は、国外はもちろん、国内においても機密管理されていました。 代表的な部内研究資料であった「競技スポーツの理論と実践(TPL)」誌も、機密情報として管理されてきたものの一つで、この国の競技スポーツの科学情報を分析するには不可欠の資料です。ライプチヒ(体育スポーツ研究所)とベルリン(スポーツ医学支援研究センター)には、関連資料の膨大なアーカイブ(ライプチヒだけで10万件以上)の存在が確認されました。 1963年に発刊された「TPL」誌については機密扱いということもあって、わが国では詳細な分析はこれまでなされてきていません。とくに1970年以降、本格的な長期パフォーマンス育成システム(全国統一選抜システムと基礎、育成、移行、トップの四段階のトレーニング支援システム)と科学サポート研究システム、指導者養成システムが成立し、それにもとづいた全国的な規模の競技スポーツ選手育成のシステムが動き始めています。TPL誌の3000以上の論文には、こうしたシステムをささえるトレーニング科学研究のテーマが網羅されています。 わが国でも、ナショナルトレーニングセンターが始動し、国立スポーツ科学センター(JISS)の科学支援をうけながら、本格的な選手養成システムが稼働しはじめました。このTPLアーカイブはその論文タイトルを見渡すだけでも、当時、科学支援の先駆的な試みとして、どのようなことが課題となり、そしてどのような方法でそれらの課題を解決してきたのか、ということを垣間見ることができるでしょう。 みなさんの科学研究あるいはトレーニング指導にとって、詳細な内容を知りたいというテーマがあれば、事務局にご相談ください(メールはこちらへ)。ご要望に沿うよう努力いたします。 |
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